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平成241018()、私はオックスフォード大学シェルドニアンシアターで開催された、「第5回国境なき合唱団チャリティーコンサートinオックスフォード」に参加する機会に恵まれ、今回も生涯忘れられない体験をすることができました。

 

 特に今回の演奏会では、オックスフォード大学にご参加をよびかけたところ、同大学のあたたかいご理解とご協力のもと、同大学ジャパンソサエティ(OUJS)が東日本大震災復興支援というチャリティの趣旨に賛同してくださり、企画運営に全面的にご協力いただけたことが最大の特色でした。同大学の由緒あるクイーンズ・カレッジ合唱団と、同大学トリニティ・カレッジの管弦楽団であるトリニティ・オーケストラが共演してくださいました。

 

 

  <オックスフォード大学シェルドニアンシアター>

私は、第1回目のウィーン公演にはじまり、第3回目ベルリン公演、第4回目プラハ公演に引き続き、今回の「日本の歌、イギリスの歌」と「ベートーヴェン交響曲第九」の合唱に参加しました。会場は、世界最高峰の名門オックスフォード大学で卒業式などに使われ、同大学の学生たちにとっても特別な場所と言われている同大学シェルドニアンシアター。17世紀半ばに建てられた円形の美しい歴史的建造物です。

 

            

                              シェルドニアンシアター

 <練習会>

演奏会にむけての練習は7月から計8回、団員のIさんが新橋に所有されているビルの二階で行われました。練習終了後には、毎回、同ビル1階にある系列のレストランや新橋駅周辺のおしゃれな居酒屋で懇親会を行い、団員相互の親睦を図ることができました。最後から3回目の練習会では赤坂区民センターで腕試しと音のバランスを調べるためのホール練習を行うなど、全体として大変有意義な練習になりました。

 

今回も指揮者の佐藤一昭先生とピアノの原恵子先生による、粘り強く私たちを「楽しくのせる」ご指導により、難曲に苦労した時期もありましたが、無事に演奏会に臨むことができました。

 

 

 <演奏会大成功>

今回、第九の指揮者とソリスト4人はイギリスの方々にお願いしました。オックスフォード大学とオックスフォード大学ジャパンソサエティなどのご協力により、今回も多数のお客様にお越しくださいました。

 

第九のあとのアンコールとして、イギリスの第二の国歌と言われるエルガー作曲「威風堂々」を、演奏会第一部で驚異的に上手な合唱を聞かせてくれたクイーンズ・カレッジ合唱団と一緒に演奏したところ、トリニティ・オーケストラも第九の演奏にも増して、がぜんノリノリで、終了後はお客様全員が起立され、総立ちのスタンディングオベーションをいただきました。ご寄付もたくさん集まりました。

 

 

      

                       総練習でのひとこま

 

<ヘレンハウス訪問とオックスフォード大学自然史博物館での演奏>

国境なき合唱団では、海外公演のたびにいつも現地にある子どものための施設を訪問して、ご寄付の品々をお届けしています。

 

今回は、演奏会当日の1018日午前中、団を代表して、実行委員10人ほどで、オックスフォード市内にあるヘレンハウスという、障がいや難病のある子どもたちとそのご家族のための有名な施設を訪れ、参加団員一人一人が準備したたくさんの文房具など、ご寄付の品々をお届けしました。あわせて「実行委員会アカペラ合唱隊」により、「ふるさと」、「赤とんぼ」、「大きな古時計」などの歌を子どもたちやご家族と施設の職員の方々のために歌い、大変喜ばれました。

 

                  

                                ヘレンハウスの美しい庭

 

 

また、ヘレンハウスに続いて、オックスフォード大学自然史博物館で、大学のご許可のもと、その日の夜の演奏会の広報を兼ねて、大きな恐竜の標本の前で、「ふるさと」と「赤とんぼ」を、やはり「実行委員会アカペラ合唱隊」により、ちょうど博物館を訪れていた方々にご披露したところ、こちらでも大変あたたかく歓迎されました。
 

 

       

          自然史博物館入口での試演会案内広告

 

 なお、今回の上記二つの訪問活動は、いずれも少人数という条件で訪問先から許可をいただいたため、実行委員会が団を代表して行ったものです。

 

<「国境なき子どもたち」写真展>

当合唱団の演奏会と並行して、シェルドニアンシアター近くのセントヒルダ・カレッジにおいて、認定NPO法人「国境なき子どもたち」(knk)が現在まで行っている、東日本大震災で被災した子どもたちへの支援活動を紹介した写真展が開催されました。これもオックスフォード大学の御好意のもと、オックスフォード大学ジャパンソサエティ(OUJS)のご協力により開催されたものです。私たち合唱団員も演奏会直前に会場を見学することができました。未来に向かって勇気と希望がもてる写真が集められていました。

 

       

          「国境なき子どもたち」写真展

 

 

  <オックスフォードの町並み>

私にとってイギリスは何回か訪れたことはありましたが、オックスフォードは今回初めての訪問です。冬のオーバー、マフラー、手袋を準備し、寒さ対策を十分していきましたが、さすがにマフラー、手袋までは不要だったものの、オーバーは時間帯や場所によってとても重宝しました。

オックスフォードは大学町としても著名です。何世紀にもわたる長い歴史による風格は圧倒的で、特に庭の手入れが行き届いていることが強く記憶に残りました。

 

 

       

     通りがかって美しさに驚き撮影したオックスフォード市内の一風景

 

 <おわりに>

今回も、演奏会を無事に大成功させ、「アートボランティア」としての実をあげることができたのは、実行委員長の王野さんを中心として、実行委員、参加団員一同のチームワークと、主催されたエフエム東京、後援団体、協賛企業の皆様、オックスフォード大学、ツアープランナーオブジャパン(TPJ)の皆様などの強力なご支援の賜物です。あらためてあつく御礼申し上げます。

 

 これからも合唱ボランティアとして皆様とともに歌声をつないでいきたいと思います。次の機会もぜひご一緒に歌いましょう。ありがとうございました。

 

 

 

 

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