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平成29年11月21日(火)、オーストリアのウィーン楽友協会大ホールで開催された「第8回  国境なき合唱団チャリティコンサート in ウィーン」に参加する機会に恵まれ、今回も生涯忘れられない体験をすることができました。

 

<ウィーン楽友協会>

私は、第1回目のウィーン公演にはじまり、第3回ベルリン公演、第4回プラハ公演、第5回オックスフォード公演、第6回ハワイ公演、第7回ローマ公演に参加してまいりました。毎回、夢のような演奏会場と開催都市の魅力に圧倒されますが、今回は合唱団創立10周年を記念して、第1回目と同じ、ウィーン楽友協会での開催となりました。

 

演奏会の開催に当たっては、毎回、参加団員からと、会場でお客様からのご寄付を募っていますが、今回のご寄付先は、オーストリアの小児がん支援団体「ファミリアン・ロッツェ」と「認定NPO法人 国境なき子どもたち(KnK)」です。また、ファミリアン・ロッツェの皆様には、参加団員が各自、日本から持ち寄った絵本、おもちゃなど子ども向けの記念品をお届けしました。

 

   ウィーン楽友協会

 

<練習会>

演奏会に向けての練習は、本年5月から代官山の音楽スタジオで計9回行われ、ベートーヴェン交響曲第九番の合唱の他に、初めての試みとして混声合唱のための唱歌メドレー「ふるさとの四季」に取り組みました。今回もピアノの原恵子先生と声楽家の西本真子先生による、粘り強く懇切丁寧なご指導により、自信をもって演奏会に臨むことができました。練習会終了後は、練習会場付近で先生方を囲んで懇親会を行うことが多く、団員相互の親睦を深めました。

 

<演奏会大成功 ! >

今回、ベートーヴェン交響曲第九番第四楽章のオーケストラは、超名門ウィーン交響楽団を母体とするアンバサーデ・オーケストラ・ウィーン(指揮クリスチャン・シュルツさん)、4人のソリストのうち、ソプラノは西本真子先生、メゾソプラノは日野妙果先生にお願いしました。男声ソリスト2人はウィーンの方々です。また、日野先生には日本歌曲集から、西本先生にはプッチーニのオペラ「蝶々夫人」から、それぞれソロの曲も歌っていただきました。

 

演奏会には、ありがたいことに楽友協会のなんと三階席まで多数のお客様がお越しになりました。日本人のお客様も、ご来賓の在オーストリア日本大使館の小井沼大使夫人、オーストリア日本人会の阿部会長夫妻をはじめ、多数お見えになりました。なお、阿部会長は第九合唱のテノールパートにもご参加いただきました。

 

今回の演奏会ではウィーンで声楽を勉強している日本人留学生も含めて、ウィーン在住の皆様も合唱に参加されました。留学生の皆様がこの機会をひとつの糧として、さらに大きく成長していかれることを願っています。

 

また、今回、私は合唱出演者の舞台上での配置案を作成し、出演の皆様に並んでいただく役目をおおせつかりました。舞台入場準備のために並ぶ舞台上手側袖の廊下は非常に狭く、他のお客様やオーケストラ楽団員、裏方さん方も大勢行き来するため、日墺混成の合唱団員に整然と美しく舞台入場していただくのはなかなか難しいものがあります。いくつか反省はあったものの、皆様のご協力により、おかげさまでなんとか大役を果たすことができ、ほっとしているところです。

 

<小散策>

私にとってウィーンは、第1回公演以来10年ぶりの訪問で通算3回目です。数年でがらりと街並みが変わる新興国などと違って、ウィーンの落ち着いた雰囲気はあまり変わっていないなと感じました。

 

   ウィーン国立歌劇場

 

また、今回の旅では幸い1日余裕があったため、私にとっては約40年ぶりにザルツブルクを訪れることができました。気温零下の耐寒訓練になることを覚悟して出かけたのですが、次の写真でおわかりになるように非常に天気が良くて暖かいピクニック日和となり、楽しいひとときをすごすことができました。

 

  ザルツブルクの旧市街と新市街を結ぶ橋の上から

 

<終わりに>

今回も、演奏会を無事に大成功させ、「アートボランティア」としての実をあげることができたのは、原先生と西本先生のご指導をはじめ、実行委員長の王野さんを中心として、実行委員、参加団員と現地合唱参加者の皆様一同のチームワークと、後援いただいた団体・企業、お越しいただいたお客様、ツアープランナーオブジャパン(TPJ)の皆様などの強力なご支援の賜物です。あらためて皆様にあつく御礼申し上げます。

 

これからも合唱ボランティアとして皆様とともに歌っていきたいと願っています。次の機会もぜひ一緒に歌いましょう。ありがとうございました。

 

 

 

 

 

 

 

 

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